
「日本ミツバチを飼ってみたいけれど、何から始めればいいの?」

「巣箱を買えばすぐ飼える?それともまず勉強が必要?」
近所で日本ミツバチを見かけるようになり、そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
私たち農園ほたるの周辺でも、春から秋にかけて日本ミツバチが花のまわりを飛び回る姿をよく見かけます。
日本ミツバチのはちみつが大好きで、「いつか自分たちでも飼ってみたい」と思うようになりました。
来春からは、日本ミツバチの巣箱づくりと誘引、そして観察を目的に、飼育に挑戦する予定です。
この記事では、日本ミツバチをこれから飼ってみたい初心者の方向けに、飼い方の基本と、飼い始める前に知っておきたい準備や心構えをわかりやすく解説します。
日本ミツバチってどんな蜂?まず知っておきたい基礎知識

日本ミツバチは、古くから日本の自然の中で生きてきた在来種のミツバチです。
山や里山、住宅地の庭先など、私たちの身近な場所にもひっそりと暮らしています。
日本ミツバチと西洋ミツバチの違い
一般的に「養蜂」と聞いてイメージされるのは、西洋ミツバチかもしれません。
一方、日本ミツバチは性質が大きく異なります。
そのため、日本ミツバチの飼育は「管理する」というより、自然と共存し、見守るスタイルが基本になります。
日本ミツバチの魅力
日本ミツバチ最大の魅力は、なんといってもはちみつの味と香り。
百花蜜ならではの奥深い風味は、一度食べると忘れられません。
また、日々の観察を通して、季節の移ろいや自然の循環を感じられるのも大きな魅力です。
日本ミツバチの飼い方は「買う」より「呼ぶ」
日本ミツバチを飼いたいと思ったとき、「まず購入するの?」と考える方も多いかもしれません。
しかし、日本ミツバチの場合、基本的に蜂を買うことはありません。
日本ミツバチは誘引して迎える
日本ミツバチは春になると「分蜂(ぶんぽう)」と呼ばれる引っ越しをします。
そのタイミングで、巣箱を設置し、誘引によって自然に入居してもらうのが一般的な飼い方です。
つまり、日本ミツバチの飼育は
「蜂を手に入れる」→「蜂に選んでもらう」
という考え方がとても大切になります。
初心者が最初に目指すべきゴール
初年度から採蜜を目標にすると、うまくいかないことも多くなります。
初心者の場合、最初の目標は次のように考えるのがおすすめです。
農園ほたるでも、初年度は採蜜を目的とせず、巣箱づくりと誘引、観察を中心に取り組む予定です。
日本ミツバチを飼う前に必要な準備

日本ミツバチを飼い始める前には、いくつか準備しておきたいことがあります。
飼育場所を考える
巣箱を置く場所はとても重要です。
また、近隣への配慮も忘れてはいけません。
日本ミツバチはおとなしい蜂ですが、「蜂がいる」というだけで不安に感じる方もいます。事前に場所選びは慎重に行いましょう。
巣箱づくりの基本
日本ミツバチの巣箱には、重箱式巣箱がよく使われます。
木箱を重ねていく構造で、巣が成長するにつれて段を増やせるのが特徴です。
- 手作りする
- 市販のものを使う
どちらでも問題ありませんが、初心者のうちは扱いやすさとメンテナンスのしやすさを重視すると安心です。
農園ほたるでも、この重箱式巣箱を使ってみようと思っています。
最低限そろえたい道具
- 巣箱
- 誘引材(蜜蝋など)
- 観察しやすい服装(白系・長袖)
最初から多くの道具をそろえる必要はありません。
日本ミツバチの誘引と飼育の流れ

誘引の時期
日本ミツバチの誘引は、春(3〜5月頃)が中心です。
地域やその年の気候によって多少前後しますが、この時期に備えて準備を進めます。
入居後の基本姿勢
無事に日本ミツバチが入居したら、すぐに手を加えたくなるかもしれません。
しかし、基本は「触らない・覗かない・静かに見守る」。
こうした日々の小さな変化を楽しむことが、日本ミツバチ飼育の醍醐味です。
初心者が知っておきたい注意点と心構え
日本ミツバチの飼育では、思い通りにいかないことも多くあります。
- 入居しない
- 途中でいなくなる
- 巣が大きくならない
これは失敗ではなく、自然の営みの一部です。
「必ず飼える」「必ず採れる」と思いすぎないことが、長く続けるコツだと感じています。
農園ほたるが来春から始めたい日本ミツバチ飼育
農園ほたるでは、来春から日本ミツバチの巣箱を設置し、誘引に挑戦します。
初年度の目標は、日本ミツバチが安心して暮らせる環境をつくること。
- 巣箱づくり
- 誘引
- 観察と記録
採蜜は、あくまでその先にある楽しみとして考えています。
まとめ|日本ミツバチの飼い方は「準備と理解」から始めよう

日本ミツバチを飼うということは、自然と向き合うことでもあります。
いきなり結果を求めず、まずは知ること、準備すること、見守ること。
近所で日本ミツバチを見かけたことがきっかけでも構いません。
その小さな興味が、暮らしを少し豊かにしてくれるはずです。
農園ほたるでも、これから日本ミツバチとの時間を大切に重ねていきたいと思います。


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