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認定新規就農者になるメリット・デメリット|無農薬志向のわたしたちが考えた現実的な選択

認定新規就農者のメリット・デメリット|無農薬志向のわたしたちが選んだ就農の考え方 自然・農園のこと
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はじめに

前回の記事では、新規就農研修の中で感じた制度とのギャップについて書きました。

その経験を通して強く感じたのは、
👉 就農の選択肢は一つではないということです。

特に「認定新規就農者になるかどうか」は、
就農の方向性を大きく左右する重要な分岐点になります。

この記事では、

  • 認定新規就農者のメリット・デメリット
  • 無農薬や自然志向の場合の注意点
  • 認定を取らないという選択肢

について、わたしたちの経験を踏まえて整理します。

前回の記事はこちら!

認定新規就農者とは?

認定新規就農者とは、市町村に就農計画を提出し、
将来的に自立した農業経営が見込まれると認められた人のことを指します。

認定されることで、

  • 経営開始資金などの補助を受けられる
  • 農地を借りやすくなる
  • 地域からの信用を得やすくなる

といった支援を受けることができます。

新規就農においては、非常に大きなメリットのある制度です。

認定新規就農者になるメリット

資金面での支援が受けられる

認定されることで、経営開始資金などの支援制度を利用できる可能性があります。

就農初期は収入が不安定になりやすいため、
こうした支援は大きな安心材料になります。

農地を借りやすくなる

農地を借りる際、「認定されているかどうか」は大きな判断材料になります。

認定を受けていることで、

  • 継続して農業を行う意思がある
  • 一定の計画性がある

と評価されやすくなります。

地域での信頼が得られる

新規就農では、地域との関係性が非常に重要です。

認定新規就農者であることは、
地域にとっての“安心材料”にもなります。

結果として、情報や支援を得やすくなるケースもあります。

認定新規就農者のデメリット

一方で、実際に検討する中で見えてきた注意点もあります。

栽培方法や経営に制約が出る場合がある

認定を受けるためには、
「実現可能性の高い計画」であることが求められます。

そのため、

  • 実績の少ない栽培方法
  • 再現性が低いと判断される手法

については、慎重に見られる傾向があります。

計画に沿った経営が求められる

一度認定を受けると、
提出した計画に沿って経営を進めることが前提になります。

もちろん修正は可能ですが、
大きく方向転換することは簡単ではありません。

自分のやりたい農業とズレる可能性

特に感じたのはここです。

制度としては「安定して経営できること」が重視されるため、
どうしても既存の成功モデルに近い形が求められやすくなります。

その結果、

👉 自分のやりたい農業との間にズレが生まれる可能性

があります。

無農薬・自然志向の人が注意すべきポイント

わたしたちのように、無農薬や自然農に興味がある場合は、
いくつか意識しておくべき点があります。

初年度からの認定はハードルがある場合がある

無農薬栽培自体が否定されているわけではありません。

しかし、

  • 収量の安定性
  • 地域での実績
  • 指導体制

といった観点から、
初期段階では慎重に判断されることがあります。

実績の積み方が重要になる

認定の判断では、「実現できる見込み」が重視されます。

そのため、

👉 自分のやり方でどれだけ実績を示せるか

が重要になります。

地域との相性も大きい

地域によって、

  • 慣行農業が主流
  • 有機・自然栽培の理解がある

など、環境は大きく異なります。

どの地域で就農するかは、想像以上に重要なポイントです。

認定を取らないという選択肢

ここまで見てきて感じたのは、
👉 認定を取ることが唯一の正解ではないということです。

小さく始めて徐々に広げる

いきなり専業農家としてスタートするのではなく、

  • 家庭菜園レベルから始める
  • 直売所に少量出荷してみる

といった形で、徐々に規模を拡大していく方法もあります。

兼業でリスクを抑える

収入の柱を複数持つことで、

  • 経済的な安定
  • 心理的な余裕

を確保しながら農業に取り組むことができます。

自分のスタイルを確立してから拡大する

特に無農薬や自然栽培の場合、

  • 栽培技術
  • 販売方法
  • ファンづくり

といった要素が重要になります。

時間をかけて土台を作ることが、結果的に安定につながる場合もあります。

農地はどうやって確保するのか

就農を考えるうえで避けて通れないのが農地の問題です。

認定を受ける場合と受けない場合で、
農地の確保方法にも違いが出てきます。

この点については重要なテーマになるため、
別の記事で詳しくまとめる予定です。

わたしたちの考え

今回の経験を通して感じているのは、

👉 認定新規就農者は「強い選択肢のひとつ」であるが、すべての人に合うわけではない

ということです。

  • 安定したスタートを切りたい人にとっては有効
  • 自分のやり方を大切にしたい人には慎重な判断が必要

そう感じています。

どんな人が認定を取るべきか

  • 慣行農業でのスタートを考えている
  • 早期に専業として成立させたい
  • 地域との連携を重視したい

こうした方には、認定制度は大きなメリットがあります。

どんな人は別ルートが向いているか

  • 無農薬・自然農を目指している
  • 小規模・直販中心でやりたい
  • 自分のペースで成長したい

こうした場合は、認定にこだわらない選択も十分に考えられます。

まとめ

  • 認定新規就農者には大きなメリットがある
  • 一方で制度上の前提や制約も存在する
  • 無農薬志向の場合は特に慎重な検討が必要

そして何より

👉 制度に合わせるのか、自分のやり方に合わせるのか

この視点で考えることが重要だと感じています。

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