「40時間もフェリーに乗るなんて、子どもは退屈しない?」
「レストランだけで食事は大丈夫?」
「何を持って行けば安心なの?」

私たちも乗船前はまったく同じ不安を抱えていました。でも、少しだけ準備をしておいたことで、0歳と2歳の子どもたちも想像以上に楽しく過ごすことができました。
第1回では、北海道・苫小牧から名古屋まで太平洋フェリーに乗船した際の「客室選び」や「船酔い対策」についてご紹介しました。

今回はその続編です。
40時間という長い船旅の中で、
- 子どもの食事はどうした?
- 船内では何をして過ごした?
- キッズスペースは遊べる?
- 持って行って良かったものは?
について、実際の体験をもとに詳しくご紹介します。
結論|子連れフェリーは「準備」ができれば思った以上に快適でした
結論から言うと、私たち家族は40時間の船旅を思った以上に快適に過ごせました。
もちろん、小さな子どもを連れているので大変な場面もありましたが、
- レストランだけに頼らず食事を工夫したこと
- 船内をたくさん歩いて遊んだこと
- 離乳食を持参したこと
- 「完璧を目指さない」と決めていたこと
この4つが大きかったと感じています。
飛行機のように座席で何時間も過ごす必要がなく、自由に歩き回れるフェリーは、小さな子ども連れだからこそ魅力を感じる乗り物でした。
子どもの食事はどうした?
毎食レストランは意外と大変だった
太平洋フェリーにはレストランがあります。
料理も種類が多く、美味しくいただけました。
しかし、小さな子ども連れの場合は毎食レストランだけに頼るのは少し大変でした。
理由は
・待ち時間がある
・子どもが途中で飽きてしまう
・席に座っている時間が長い
・眠い時間帯と重なることもある
からです。
2歳の娘も最初は楽しそうでしたが、途中から「もう歩きたい!」となることが何度かありました。
そのため、
「昼だけレストラン」
「夜は部屋で軽く済ませる」
など、その日の様子に合わせて柔軟に選べたことが、とても気持ちが楽でした。

持ち込みの食べ物が大活躍
今回の船旅で一番良かった工夫がこちらです。
レストランだけに頼らず、ある程度食べ物を持ち込んだこと。
我が家では
- おにぎり
- パン
- バナナ
- 子どものお菓子
- ジュース
- 麦茶
などを持参しました。
子どもは「今食べたい!」というタイミングがあります。
そんな時に部屋ですぐ食べられるものがあるだけで、親のストレスはかなり減りました。
特に朝食は、起きてすぐ部屋でパンを食べられたのでとても助かりました。
また、おやつを少しずつ出すことで機嫌が回復する場面も多くありました。
「全部レストランで食べよう」と考えず、食事の選択肢を増やしておくことが快適な船旅につながると感じました。

離乳食は普段食べ慣れたものがおすすめ
0歳の子どもには、市販の離乳食を持参しました。
旅行中は環境が大きく変わります。
そんな時だからこそ、普段から食べ慣れている離乳食を持っていくことをおすすめします。
食べ慣れている味は赤ちゃんも安心できますし、親も「ちゃんと食べてくれるかな?」という心配が減ります。
子どもは船の中で退屈しない?
思ったより全然飽きませんでした
正直、一番心配していたのはここでした。
「40時間もあるのに子どもは退屈しないかな?」
実際に乗ってみると、
そんな心配はほとんどありませんでした。
船の中はとても広く、
歩くだけでも子どもにとっては十分な冒険になります。
船内を探検するだけでも十分楽しい
私たちは何度も船内を散歩しました。
- 展望デッキへ行く
- 海を眺める
- 他の船を探す
- 売店を見る
- エントランスを歩く
これを繰り返しているだけでも、子どもは楽しそうでした。
特に大きな窓から見る海は迫力があります。
娘は
「おふね!」
「みず!」
と指をさして嬉しそうに眺めていました。

子どもにとって船そのものが遊び場だった
飛行機との一番大きな違いは、
自由に歩けることです。
飛行機では座席に座っている時間が長くなりますが、
フェリーは
「歩く」
「探検する」
「海を見る」
これだけで立派な遊びになります。
目的地へ向かう移動時間そのものが、旅の思い出になるのはフェリーならではの魅力だと感じました。
キッズスペースはどんな感じ?
おもちゃはありませんでした
船内にはキッズスペースがあります。
ただ、私たちが利用した時(2025年2月)は、おもちゃなどは置かれていませんでした。
コロナ禍の影響なのか分かりませんが、
忍たま乱太郎がリピート上映されている程度でした。
「遊具がたくさんあるキッズルーム」
というイメージで行くと少し違うかもしれません。

それでも十分利用価値がありました
おもちゃはありませんでしたが、
それでも私たちは何度も利用しました。
理由は
- 人が少ない
- 子どもが自由に歩ける
- 少し休憩できる
- 他の子どもとも交流できる
からです。
特に2歳の娘は広いスペースを歩くだけでも楽しそうでした。
「遊ぶ場所」というより、
「子どもが自由に過ごせる休憩スペース」
として考えると、とても便利でした。
まとめ
40時間という長い船旅は、乗る前は「子どもが飽きてしまうのでは」「食事や持ち物は大丈夫かな」と不安ばかりでした。
しかし実際に乗ってみると、子どもたちにとっては船そのものが大きな遊び場でした。
海を眺めたり、船内を探検したり、部屋でゆっくり過ごしたり…。移動時間そのものが家族の思い出になったのは、フェリーならではの魅力だったと感じています。
もちろん、小さな子どもとの船旅は事前の準備がとても大切です。
レストランだけに頼らず食事を持ち込んだこと、普段から食べ慣れた離乳食を用意したこと、お気に入りのおもちゃや酔い止めを持参したことなど、小さな工夫の積み重ねが快適な40時間につながりました。
これから北海道旅行や帰省でフェリーを利用する方は、ぜひご家庭に合ったスタイルで、ゆったりとした船旅を楽しんでみてください。

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