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古民家DIYで一番大変だったのは「ゴミ処分」だった|軽トラで何度も運び続けた実体験

古民家DIYで一番大変だったのは「ゴミ処分」だった|軽トラで何度も運び続けた実体験 暮らしのこと
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香川県の中讃地域で、祖父母が暮らしていた古民家を少しずつDIYで改装しています。

古民家暮らしというと、土間や梁のある家、畑のある暮らしなど、どこか穏やかで憧れのあるイメージを持たれることも多いかもしれません。

私たち自身も、「できる範囲で自分たちの手で直しながら暮らしたい」と思い、この古民家での生活を始めました。

ですが、実際に始めてみて、一番大変だったのは解体作業そのものではありませんでした。

それは、「ゴミを捨てること」です。

祖父母世代、さらに曽祖父母世代の物まで整理されないまま残っていた古民家。
そして解体を始めると、石膏ボード、土壁、竹小舞など、普通の家庭ゴミとは違う廃材が大量に出てきました。

軽トラックで何度も処理場へ運びましたが、自治体によってルールが違い、調べても分かりづらい。
電話確認した内容と、現地対応が違うこともありました。

この記事では、古民家DIYで実際に苦労した「ゴミ処分」のリアルについて、これから古民家改装や空き家DIYを始める人向けにまとめたいと思います。


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古民家DIYは、まず「片付け」から始まった

古民家DIY

古民家改装というと、床を張ったり壁を塗ったりする作業を想像しがちですが、実際にはその前の「片付け」がとても大変でした。

特に困ったのが、長年積み重なった物の多さです。

祖母は絵を描くのが趣味だったようで、使われないまま残されたキャンバスや画材、額縁などが大量にありました。

描きかけの作品もあり、どこか時間が止まってしまったような感覚になります。

簡単に捨てられるものではなく、一つひとつ確認しながら整理する必要がありました。

さらに大量に残っていたのが本です。

湿気の多い古民家の中で長年保管されていたため、カビや虫食いで読めない状態になっているものも多くありました。

紙類は想像以上に重く、片付けるだけでもかなりの重労働です。

そして驚いたのは、祖父母世代だけでなく、そのさらに前、曽祖父母世代の物まで残されていたことでした。

介護用のポータブルトイレや古い生活用品など、「いつか片付けよう」と思いながら、そのまま年月が経ってしまった物たち。

地方の古い家では、こうした“世代をまたいだ物”が積み重なっていることも少なくないのだと思います。


解体を始めると「普通のゴミではないもの」が大量に出る

片付けが終わり始めると、今度は解体による廃材が大量に出てきました。

特に困ったのは、

  • 石膏ボード
  • 土壁
  • 竹小舞
  • 古い木材
  • 波板
  • ガラス

などです。

普通の家庭ゴミとは扱いが異なり、自治体によっては受け入れ不可だったり、産業廃棄物扱いになることもあります。

DIYで自分の家を解体しているだけなのに、「これは家庭ゴミなのか?産業廃棄物なのか?」が分かりづらい場面も多くありました。

特に石膏ボードは処分ルールが複雑で、自治体のホームページだけでは判断できないことがほとんどでした。


一番大変だったのは「仕分け作業」

古民家DIYで一番大変だったのは、実は解体ではなく「仕分け」だった気がしています。

木材、金属、ガラス、燃えるゴミ、小型家電、粗大ゴミ、産業廃棄物。

処分先ごとに細かく分けなければならず、「とりあえず全部まとめて捨てる」ということができません。

しかも、自治体で受け入れてもらえるものと、受け入れてもらえないものが混在しています。

実際、自治体の処分施設には、自分たちで仕分けした上で軽トラックに積み込み、何度も持ち込みました。

ですが、そこで回収されていないものについては、別の広域処分場へ持って行く必要があります。

木材などは、そうした広域の処分場へ軽トラックで運び込み、引き取ってもらいました。

さらに、石膏ボードなど産業廃棄物扱いになるものについては、民間の事業者へ一件ずつ問い合わせをしました。

「持ち込みできますか?」
「これは受け入れ可能ですか?」

と確認しながら、対応してくれる業者を探していきました。

この“処分先を探す作業”が、想像以上に時間も気力も使います。


電話確認しても、現地で説明が違うこともあった

イメージ画像

さらに大変だったのが、「確認したのに違った」というケースです。

事前に電話で確認し、「小型家電として受け入れできます」と言われたものを軽トラックに積み込み、処理場へ持って行ったことがあります。

ですが、現地では、

「これは対象外です」

と言われ、そのまま持ち帰ることになりました。

軽トラックへの積み込みだけでもかなりの労力です。

そこから再び持ち帰る時の疲労感は、精神的にもかなり大きいものでした。

もちろん、自治体側にも細かなルールや事情があるのだと思います。

ただ、DIYで古民家を片付けている側としては、「調べても分からない」「実際に行ってみないと分からない」という感覚がかなりありました。


それでも少しずつ、家が暮らしになっていく

古民家暮らしは、SNSで見るようなキラキラした部分だけではありません。

むしろ現実は、片付けと仕分け、そして処分の連続です。

それでも、少しずつ物が減り、風が通るようになった家を見ると、不思議と達成感があります。

祖父母や曽祖父母が暮らしてきた時間の積み重なりを感じながら、自分たちなりに次の暮らしへつなげていく。

古民家DIYは、単なるリフォームではなく、「家を引き継ぐ作業」なのかもしれません。

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